デジタル教材のアクセシビリティと学習障害

学習障害という言葉をご存知でしょうか。文部科学省は次のように定義しています。

学習障害とは、全般的に知的発達に遅れはないが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりすることによって、学習上、様々な困難に直面している状態をいいます。

(8)学習障害:文部科学省

代表的なものとして昨今よく耳にする「ディスレクシア」は、文字を目から認識することに困難さがある状態を指します。

デジタル教材が支援と工夫の幅を増やす

学校の教育現場においては、困難さに対する指導上の工夫や個に応じた手立てがなされていますが、デジタル教科書をはじめとするICT技術を活用したデジタル教材の登場により、支援の幅が増えています。

先程のディスレクシアでいえば、従前では拡大コピーを用意するなどで対応していましたが、デジタル教材では、本人の都合に合わせて文字を拡大することができます。また、「文章の読み上げ」や「読みやすいフォントの使用」など、支援や工夫の幅が格段に増えています。

アクセシビリティに配慮した教材づくりを!

このように、デジタル教材によってさまざまな支援の幅が増えている一方、その作り方によっては、こういった支援として使えない「惜しい教材」もあります。たとえば、文字が画像になってしまっていることで、音声による読み上げができなかったり、拡大すると画質が粗くなってしまったり、あるいはフォントを差し替えられないなどはよく見られます。

デジタル教材を制作する際には、このようなアクセシビリティへの配慮も意識してみませんか。弊社では、アクセシビリティに配慮したデジタル教材もお請けいたします。まずはお気軽にご相談ください。

最終更新日: 2026-04-07