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ニーズの高い国家資格「登録販売者」の資格試験・外部研修

登録販売者

2009年に誕生した登録販売者は、薬剤師と比べ一般の人が取得しやすい国家資格として高い人気を誇っています。

また薬剤師がいなくても登録販売者がいれば、一般用医薬品の9割の取扱い・販売が可能なことから、多くの企業の間でニーズが高い資格です。

ただ登録販売者は、一般の人たちが常備薬として使用する市販薬(一般用医薬品)を取り扱うため、使い方を誤ると薬害や健康被害を引き起こす恐れがあります。

そこで厚生労働省は、個人や企業に対し「登録販売者資格を有する者」には、定期的かつ継続的な「外部研修」の義務付けを施行しました。

登録販売者の資格試験の勉強や、義務付けられた登録販売者の外務研修の為の最適な学習法「eラーニング」をご紹介します。

登録販売者とは?

「登録販売者」は、2009年の薬事法(薬事法:2014年「薬機法」に改名)で誕生した国家資格です。

現在、医薬品の取り扱いが可能な国家資格は2つあります。

  • 薬剤師
  • 登録販売者 

薬剤師は大学薬学部で6年間の修了過程が必須ですが、登録販売者は特に試験を受ける際の条件がないため、一般の人でも資格取得までのハードルが低く人気の高い国家資格です。

2021年の合格率を見てみると、受講者数52,959名の内、合格者数は21,953名。合格率は41.5%でした。都道府県別にみた場合、試験を受けた半数近くの人が合格しているところもあり、比較的資格が取りやすいことが分かります。
出典:厚生労働省「令和2年度登録販売者試験実施状況」

登録販売者が取り扱う医薬品

薬剤師が取り扱う医薬品は第1類〜3類ですが、登録販売者が取り扱う医薬品は、第2類・第3類です。

  • 第1類(安全性の面で特に注意が必要な成分を含む医薬品)
  • 第2類(稀に入院を要する以上の健康被害が現れる可能性がある医薬品)
  • 第3類(日常生活に支障はないものの体調不良を起こす成分を含む医薬品)

病院で処方される薬と異なり、処方箋不要で購入できる医薬品(市販薬)の約9割を取り扱うことができ、更に一般の人へ販売が可能なことから、登録販売者は「市販薬のスペシャリスト」と言えます。

登録販売者の仕事と活躍の場

登録販売者の仕事は、一般用医薬品の取り扱い・販売だけでなく、市販薬を求める一般の人へ薬の服用アドバイス・相談・医薬や健康に関する最新の情報を提供する役割があります。

薬剤師がいない店舗や企業では、登録販売者を置くことで一般用医薬品9割の販売が可能なことから、多くの企業でニーズの高い資格と言えます。(例えば、コンビニエンスストア、量販店、インターネット販売)

これから高齢化社会に向かう日本では、高齢者と関わる方や介護サービス業に携わる方は、高齢者の服薬とサプリメントの飲み合わせ、副作用への注意・アドバイスが必要な場面が増えると予想されるため、今後ますます個人の場でも活躍が期待できる資格なのではないでしょうか。

登録販売者の役割3つ

登録販売者の役割は3つです。

  1. 一般の方へ市販薬の適正販売・アドバイスを行う
  2. 一般の方から医薬品・健康相談を受ける
  3. 医薬品や健康に関する最新情報の提供

「登録販売者」資格試験に向けた勉強法

これから登録販売者の資格を取得しようと考えられている方の中には、資格取得に必要な学習時間の目安が気になる方もいるのではないでしょうか。

一般的な登録販売者の資格取得に必要と言われる時間は、250〜300時間です。学習能力には個人差があるものの、試験までの学習スケジュールの目安になるのではないでしょうか。

登録販売者に興味はあるものの資格取得勉強に躊躇されている方は、まず「はじめの一歩」として、通信講座の「オンライン無料セミナー」を受講されてみてもいいかもしれません。

資格試験に向けて学習する方法は幾つかあり、個人で書籍を購入して独学する方法や、スクールに通って学習する方法、通信講座を利用する方法などがあります。

ただ、昼間の業務が忙しい方には通信講座がおすすめです。

通信講座によっては、「DVD」を利用した講座だけでなく、「eラーニング」を利用した講座の2つのコースが用意されています。限られた時間の中で、効率よく自分に合った学習スタイルを選ぶことが大切です。

  • 書籍を購入して独学
  • 通信講座を使った独学
    •  「テキスト」+「DVD」
    •  「テキスト」+「DVD」+「eラーニング」

効率の良い学習スタイル「eラーニング」

学習スタイルを選ぶ際に大切なポイントは、「効率のよい学習スタイル」を選ぶことです。

効率のよい学習スタイルとは、学習に対するモチベーションの維持・アップが可能かどうかがポイントになります。

「eラーニング」で学ぶメリットは、スマートデバイス(スマートフォン・iPhone・ipadなど)を使って「いつでも・どこでも・繰り返し学習できる」ことです。

通勤中や休憩時間、仕事の合間でのちょっとしたスキマ時間を利用して、知りたいと思った時に直ぐに調べて学ぶことができるので、モチベ―ションアップに繋がりやすいと言えます。

また、学習する際のモチベーションと深く関係しているのが、教材に使われるコンテンツです。ひとりで学習する際、シンプルな教材(テキストや図形、画像)が多く使われていると集中力に欠け、モチベーション維持がしづらいという難点があります。

eラーニング教材には、テキストや画像などのシンプルなものだけでなく、動画やアニメーションなど様々なコンテンツを使用し、学習者の興味や探求心に繋げる工夫がされています。

また、学習履歴が残る点では、知識の習得レベルや学習スケジュールの把握がしやすいことから効率よく学べる学習スタイルと言えます。

通信講座を利用する際は、eラーニングを利用した学習法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

「登録販売者」資格試験

登録販売者の資格試験は、全国一斉に行われるのではなく各ブロックごと(都道府県別)に毎年1回行われます。

近年では、感染症対策によって試験の実施時期が延期され、変更されることがあったことから今後も注意する必要があります。 

試験の時期・申し込み・費用

全国的な試験の実施時期は、ほぼ例年同じ頃に行われているので参考にしてください。

  • 資格試験時期:毎年8月中旬~12月中旬
  • 受験申込時期:試験期日の約2カ月前(約1〜2週間の間で受付)

受験申し込みをする際は、各都道府県のホームページから試験日と受付日、両方をチェックしましょう。

資格試験の費用は、各ブロックによって費用が異なっています。金額は目安として参考にしてください。傾向として、北海道ブロックの受験料は高く設定されています。

登録販売資格受験料 : 13,000円 ~ 18,200円

資格取得後の「販売従事者登録」

登録販売者の資格試験に合格した後、一般用医薬品の取扱・販売に従事する方は「販売従事者登録」の申請が必要です。従事する店舗・施設・企業が属する管轄の都道府県で登録を行います。※一度登録すれば、他の都道府県で重複して申請登録する必要はありません。

一般用医薬品の取扱・販売に従事しない方は、「販売従事者登録」の申請は不要です。

その後状況が変化し、医薬品の取り扱い・販売をすることが決まった際には「販売従事者登録」の申請が必要になります。

販売従事者登録料  : 7,100円   ~ 10,300円

登録販売者の外部研修

登録販売者は、一般の人へ医薬品を販売したり、相談を受けたりアドバイスを行う立場から、常に医薬品に関する最新情報へのアップデートが必要です。

取り扱いを誤れば人体への影響が大きく、薬害や健康被害をもたらす危険があるからです。

そこで、厚生労働省は個人だけでなく、企業に従事する登録販売者に対しても資格取得後、医薬品に関する知識の定着・確認・最新情報の取得が必要と考え、アップデートをするための定期的な「外部研修」を義務付けました。

登録販売者の外部研修3つの目的

登録販売者の外部研修の目的は以下の3つです。

  • 登録販売者の資質向上を図るため
  • 医薬品を適正に取扱う為の安全対策
  • 進歩する医薬品の最新情報の共有(知識習得)

外部研修の内容7項目

登録販売者の外部研修の内容は、厚生労働省が定めた7つの項目に沿って行われます。

  1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  2. 人体の働きと医薬品
  3. 主な一般用医薬品とその作用
  4. 薬事に関する法規と制度
  5. 一般用医薬品の適正と安全対策
  6. リスク区分等の変更があった医薬品
  7. その他登録販売者として求められる理念・倫理・関連法規等

外部研修の実施

外部研修は毎年、定期的かつ継続的に年間12時間以上の受講が義務付けられています。

外部研修を受講した後、試験を受けて合格すれば研修は修了です。

店舗・施設・企業に従事する登録販売者は、企業を通して外部研修を申し込むケースが増えています。

一般用医薬品の販売に従事していない方は、個人で外部研修を申し込む必要があります。

研修スタイルは2つ。

外部研修のスタイルは、「オール集合型研修」か「ブレンディッドラーニング研修」の2つが用意されています。

  • 集合型研修(前半:6時間)+ 集合型研修(後半:6時間)
  • eラーニング研修 (6時間)+ 集合型研修(6時間)

オール集合型研修の場合は、前半・後半それぞれ6時間の研修を行うスタイルです。

「eラーニング研修」を受ける方は、「集合型研修」(前半or後半:消化できていないカリキュラム)と組み合わせた、ブレンディッドラーニングで行う研修スタイルになります。

近年では、コロナによる感染リスク対策として、オンラインを利用した講義や「eラーニング研修」が増えています。

「外部研修」時期・費用

外部研修の内容は、毎年4月から順次発表され、研修時期は毎年4月〜3月(年度末)の間で、都合の良い日を選んで受講することが可能です。

外部研修を受講する際の費用は、実施する団体や企業によって異なる場合があります。

金額は目安として参考にしてください。

  • 集合型研修(1回): 2,000円前後
  • eラーニング : 1,500円前後

※別途教材費がかかる場合もあります。

集合型研修

集合型研修は、先に挙げた「外部研修の内容7項目」を7つのカリキュラムに分け、動画やテキストを使った講義を受講するスタイルで行われます。

集合型の研修は、前半・後半共におよそ6時間(ほぼ一日)かかるため、企業を通して外部研修を受講される方は、企業によっては出勤扱いになったり、交通費や受講料も支給されるケースがあるので、事前に確認するとよいでしょう。

eラーニング研修

eラーニング研修は主に、医薬品の最新情報・関連情報の習得を目的とした研修を行うため、学習内容は毎月更新することとされています。

そのため、最新の情報を基にした6時間ほどの教材が用いられています。

テキストを閲覧後、受講証明テストが年4回実施され、満点を獲得した受講者には、受講証明として4単位が交付されます。

企業を通してeラーニング研修を受講される方は、研修費用を企業が負担するケースもあるので事前に確認しておきましょう。

まとめ

登録販売者は「市販薬のスペシャリスト」として、責任ある立場と言えます。医薬品の取扱いに誤りがあると人体への影響が大きいことや、医薬品は日々進歩していることから、資格取得後も継続して医薬品に対する最新情報のアップデートが必要です。

一旦、登録販売者の資格を取得したなら、その資格の有効性を継続するためにも、毎年行われる外部研修の受講が望ましいと言えます。

忙しい業務の合間で資格試験や外部研修の勉強をするには、無駄のない学習スケジュールで効率よく学ぶために、スキマ時間を利用した「eラーニング」は最適な学習法としておすすめします。

登録販売者の資格試験に向けて、また外部研修の受講の際には、是非「eラーニング」を検討されてはいかがでしょうか。