「カスタマーハラスメント対策eラーニングパッケージ」とは、当社エレファンキューブが制作したカスタマーハラスメント(カスハラ)対策の研修教材と、クオーク株式会社の学習管理システム(LMS)「Qualif(クオリフ)」をひとつにまとめた研修パッケージです。2026年7月15日より、クオーク株式会社を通じて販売が開始されました。
クオーク株式会社プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000145914.html
2026年10月1日からは、改正労働施策総合推進法により、カスハラ対策がすべての事業主に義務化されます。「研修をしなければいけないのは分かっているけれど、何から手をつければよいのか分からない」——そんなお悩みをお持ちの企業のご担当者さまに向けて、本記事ではパッケージの内容と、当社がこの教材に込めた想いをご紹介します。
目次
お知らせ:クオーク株式会社との提携について
このたび当社エレファンキューブは、LMS「Qualif」を開発・運営するクオーク株式会社(本社:東京都渋谷区)と提携し、「カスタマーハラスメント対策eラーニングパッケージ」の提供を開始しました。販売開始日は2026年7月15日です。
本パッケージの特長は、「教材」と「配信・管理の仕組み」がはじめからセットになっていることです。当社が制作した研修教材をQualif上で配信し、研修の実施から一人ひとりの進捗管理、受講履歴の記録までを、ひとつの仕組みの中で完結できます。
クオーク株式会社 https://quarq.co.jp/
Qualif https://qualif.jp/
なぜ今、カスハラ対策の研修が必要なのですか?
2025年6月に成立した改正労働施策総合推進法により、2026年10月1日から、カスタマーハラスメント対策がすべての事業主の義務になります。企業規模による猶予措置はなく、中小企業を含むすべての事業主が対象です。具体的には、対応方針を明確にして従業員に周知・啓発すること、相談体制を整えること、問題が起きたときに迅速かつ適切に対応することなどが求められます。
同法にもとづく厚生労働省の指針では、方針や対処内容の周知・啓発、相談窓口の担当者の育成、再発防止といった場面で、研修・講習等の実施が「措置を実施していると認められる例」として繰り返し挙げられています。つまり、研修は義務化対応の中心的な手段のひとつと位置づけられているのです。
一方で、実際に研修を進めようとすると、多くの企業が次の2つの壁にぶつかります。
- 教材の壁:「何を、どこまで教えればよいのか分からない」。カスハラと正当なクレームの線引きは難しく、自社だけで教材を用意するのは簡単ではありません。
- 記録の壁:「全従業員に受講させ、受講したことを記録に残す仕組みがない」。義務化以降は、対策を講じたことを説明できるよう、研修の実施記録(証跡)を残しておくことが重要になります。
本パッケージは、この「教材」と「記録」という2つの壁を同時に解決するために生まれました。
「カスタマーハラスメント対策eラーニングパッケージ」で何ができますか?
本パッケージでできることを、ひと目で分かるように表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 研修教材 | 全8章・総再生時間1時間13分。厚生労働省『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』等の公的資料にもとづき制作。アバター講師によるナレーションと字幕付き |
| 確認テスト | 実際の顧客対応の場面を想定した4択形式・全10問。すべての設問に解説付き |
| 進捗管理 | LMS「Qualif」で、誰がどこまで受講したかを個人単位で把握。未受講者の抽出・フォローも容易 |
| 証跡管理 | 受講状況やテスト結果が記録として残り、研修を実施したことを社内外に説明する資料として活用可能 |
| 受講環境 | PC・スマートフォンからいつでも受講可能 |
| 料金 | 個別お見積り(受講人数・利用期間に応じて算出) |
教材はどんな内容ですか?(全8章の構成)
カスタマーハラスメントの定義や判断基準といった基礎から、現場での初期対応、事実確認と組織的対応、再発防止まで、順を追って体系的に学べる構成になっています。
- イントロダクション ~なぜ今、カスタマーハラスメント対策が必要なのか~
- カスタマーハラスメントとは何か
- カスタマーハラスメントの類型と判断基準
- カスタマーハラスメントの影響と企業の責任
- 企業が整備すべき体制と仕組み
- 現場での初期対応の実践ポイント
- 事実確認と組織的対応
- 再発防止と実践への展開
「限定的な謝罪」や「時間拘束型への対応」など、現場でそのまま活かせる実践的な内容を収録しています。知識として知っているだけでなく、「実際にお客さまを前にしたとき、どう動けばよいか」までを学べることを大切にしました。
エレファンキューブはどんな役割を担っているのですか?
本パッケージにおける役割分担はシンプルです。教材の制作を当社エレファンキューブが、配信と受講管理の仕組み(LMS「Qualif」)の提供をクオーク株式会社が担っています。
当社はeラーニング・デジタル教材制作の専門会社として、これまでに累計2,000件を超える教材を制作してきました。本教材も、厚生労働省『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』等の公的資料を土台に、インストラクショナルデザイン(学習効果を高める教材設計の考え方)の知見を活かして制作しています。
【編集部より:この教材に込めた想い】
ここからは、制作を担当した当社の視点として少しだけお話しさせてください。カスハラ対策の研修で私たちが最も難しいと感じたのは、「お客さまを大切にする姿勢」と「従業員を守る姿勢」を両立させることでした。カスハラ対策は、決してお客さまを疑うための知識ではありません。正当なご意見には誠実に向き合いながら、一線を越えた要求からは働く人をきちんと守る——その線引きを、現場の一人ひとりが自信を持って判断できるようになることが、この教材のゴールです。1時間13分という長さも、「業務の合間に無理なく受講でき、それでいて必要なことはきちんと学べる」バランスを考えて設計したものです。
導入までの流れと料金は?
導入は次の4ステップで進みます。教材を新たに作る必要がないため、義務化までの限られた期間でも、速やかに研修体制を整えることができます。
- お問い合わせ・ご相談:受講対象人数やご利用範囲などのヒアリング
- お申し込み・アカウント発行:LMS「Qualif」上に受講環境を用意
- 受講開始:従業員の方はPC・スマートフォンからいつでも受講可能
- 進捗・履歴の管理:管理画面で個人単位の進捗と受講履歴を確認
料金は、受講人数やご利用期間に応じた個別お見積りです。詳しくはQualifのお問い合わせページからお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. カスハラ対策の義務化はいつからですか?中小企業も対象ですか?
A. 2026年10月1日からです。改正労働施策総合推進法(2025年6月成立)にもとづくもので、企業規模による猶予措置はなく、中小企業を含むすべての事業主が対象となります。
Q. 教材の内容は何にもとづいて作られていますか?
A. 厚生労働省『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』等の公的資料にもとづいて、eラーニング教材制作で累計2,000件超の実績を持つエレファンキューブが制作しています。
Q. 受講の記録は残せますか?
A. 残せます。LMS「Qualif」上に受講状況や確認テストの結果が記録として蓄積され、カスハラ対策の教育・研修を実施したことを社内外に説明する際の証跡としてご活用いただけます。
Q. どこから申し込めばよいですか?
A. クオーク株式会社が運営するQualifのお問い合わせページ(https://qualif.jp/contact/)から、無料でご相談いただけます。受講人数やご利用期間に応じてお見積りをご案内します。
カスハラ対策の研修体制づくりは、お早めのご準備を
2026年10月1日の義務化まで、残された時間は多くありません。「教材の準備」と「受講記録の管理」をワンパッケージで導入できる本サービスは、これから研修体制を整える企業さまにとって、最短距離のひとつになるはずです。
「カスタマーハラスメント対策eラーニングパッケージ」の詳細やお見積りのご相談は、下記のQualifお問い合わせページより無料で承っています。「まだ検討段階」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
最終更新日: 2026-07-31

