エレファンキューブでは、オープン教材として、広く一般の方に無償でご利用いただける教材を多数公開しています。
漢字を入力すると筆順(書き順)をアニメーションで確認できるツールも、多くの方にご利用いただいています。
今回は、漢字の筆順ツールがどのように生まれたかについてご紹介します。
KanjiVG という、漢字の筆順を一画ずつ記録したSVGデータがあります。これをアニメーションさせたら、それも一気にたくさん表示できると便利なのでは、と思ったのが開発のきっかけです。よくある「困っていたから解決策を探した」という話ではなく、純粋に、これが出来たら面白そう、という順番でした。

実際にアニメーション表示をさせている事例も多く、教科書体に近い字体で、書き順の流れを掴むには十分なデータでした。
実際に複数の文字を順番に動かすと、これは人の役に立つかもしれないと思いはじめました。

アニメーションとして動かすこと自体は、SVGというデータの特性上、そこまで難しくはありません。どちらかといえば、見栄えや使い勝手にかなり気をつけています。

小学校のころ、漢字練習をしていたことを思い出して、一画ごとに色を付け、筆順の番号の表示・非表示を付けました。また、社内から意見をもらい、電子黒板やプロジェクターなどで提示する、といった使い方ができるように、文字の大きさを変えられるように変更しました。ぜひ、使ってみてください。
世の中には、このように使用できるオープンデータが意外とたくさん存在します。うまく見つけて組み合わせれば、ゼロから作ると大変なものでも、小さな予算でも「できること」が増えていきます。
「漢字の筆順」は、その小さな実例です。「こんなことをやってみたいけど予算が……」というものも、実はすでにある素材で実現できるかもしれません。

