Google Play Console から登録できるフォーマットが Android App Bundle (aab) のみになって久しいですね。今日は Animate から Adobe AIRで aabで書き出しができるのかを確認してみました。
最新の AIR SDK を手に入れる
まずは最新版の AIR SDK を手に入れましょう。Adobeのヘルプ記事を参考に、HARMANのサイトから手に入れ、Animate上で設定します。
最新のAIR SDKになったはずなので、Animateのパブリッシュ画面を見てみます。しかし、拡張子は .apk のままです。
AAB でパブリッシュする
いろいろ調べてみると、AIR SDKのフォルダ内の lib/adt.cfg の #CreateAndroidAppBundle の # を消すことで、Android App Bundle としてビルドされるようです。
lib/adt.cfg を見てみると、たしかにそのような項目があったので、次のように変更しました。
# To override the creation of an Android APK file, and to instead create an Android App Bundle, the below
# flag can be uncommented. Note that the bundle may end up with an "apk" file extension
CreateAndroidAppBundle=true
この設定をしてからパブリッシュをします。ファイルの注意書きにもあるように、拡張子 .apk
で出力されましたが、これを .aab
に変更して Google Play Console に送信すると、問題なく Android App Bundle として認識されました。
余談ですが、この adt.cfg では、パブリッシュ時に用いる JAVA_HOME
も指定できます。OSのPATHを変更せずにここを変えればよいのは少し楽かもしれません。
参考資料
Adobe Animate .aab build · airsdk/Adobe-Runtime-Support · Discussion #927 · GitHub
最終更新日: 2024-08-26