【講演レポート】マイクロラーニングが変革する教育の近未来

eラーニングアワード2018講演レポート、まだまだ続きます。

今回は、「マイクロラーニングが変革する教育の近未来」を聞いてまいりました。株式会社WARK 取締役 横江 功司氏による、現在トレンドワードにも入っている「マイクロラーニング」の研修について。ちまちま勉強するほうが性に合っている私にとっては、すごく興味深い講演でした。

隙間学習!細切れ学習!マイクロラーニング!

マイクロラーニングは1コンテンツ5分程度、またはもっと短い時間で出来る忙しい人にピッタリな学習方法です。実際、仕事をしていると、まとまった学習時間はとりにくいし、知りたい事だけさっと調べる方が、仕事に直結して効果もありそうです。そこで、隙間時間を利用した「仕事の手を休めない研修」が人気になりつつあり、「マイクロラーニング」はトレンドキーワードにもなっているそうです。

実際の「マイクロラーニング」は、スマホで見れる短い動画コンテンツ、1分以内で終わる「問題と解説」、さっと調べられる、辞書プラスアルファのコンテンツ、等です。とにかく短いので、まとまった時間が取れなくても少しづつ学習を積み重ねることができます。

短いから学べるマイクロラーニング

「研修」は受けたいけれど、丸一日時間を取ることは不可能。そこで、「短い・軽い・わかりやすい」研修として、マイクロラーニングが注目されるようになりました。1コンテンツ、動画でも5分以内。さっと調べものをするだけなら10秒もかからない。短いからこそ学べるコンテンツで、ゲームと対抗できるくらいの面白さも追及しているとのこと。

外出が多い営業の社員や、研修のために1日あけられない少人数部署。今後、マイクロラーニングは活躍の場を広げていきそうです。

スマホ&アプリでマイクロラーニングの時代へ

マイクロラーニングは、基本的にモバイルファーストです。パソコンよりも、スマホや携帯。隙間学習といえば、スマホアプリが便利ということで、アプリ対応のものも増えています。

研修といえば、以前は座学が主流で、1~数日間かけて学習を進めていましたが、今はなかなか多くの社員を集めて研修をすることが難しくなっています。そこで、eラーニングが登場しました。eラーニングであれば、パソコンさえあればどこでも学習できるので、集合研修に代わる存在として今はかなり広まっています。

そこからさらに、時と場所を選ばない研修として、「マイクロラーニング」が増えてきています。「マイクロラーニング」は立ったままでもできるので、学習の可能性は広がっていきそうです。